辛い山道の歩き方
山歩きを続けると慣れてくるような気がするけれど、それでも、いつでも、山道を歩くのは辛いもの。
重たいザック、きつい斜面、長い道のり、どれも楽じゃない。
「こんなとこ歩くのかぁ」って怖じ気ずく時だってある。
何か楽するコツはないのかな。
自分なりに考えて、試していることがいくつかあります。
その一つ、自分自身を蒸気機関車に例えてみる方法。かなり呼吸が荒れる時に「私は蒸気機関車」だと思ってみる。
例えば、10歩足を進めたら、5呼吸足を止める。これをリズミカルに繰り返す。そのリズムを蒸気機関車のシュッポシュッポだと思うのです。息が荒れて「ハアハア」しているのは、機関車の釜に燃料を放り込んでいるのだと思うのです。
そうして、一歩、一歩を少しずつ重ねて行けば、いつか必ず山頂に到着。
ゆっくりスピードの蒸気機関車に乗って、雄大な景色を眺められる瞬間は最高。