登山靴を選ぶとき
8年間愛用してきた登山靴が劣化してきました。
最近になって浸水するようになってしまいました。
雨の日に使って、靴下が濡れた時はショックでした。「えっ? なんでだろう」って感じ。
多分侵入経路は足の甲のベロのような部分かなぁ。
その後、防水ワックスを塗って、騙し騙し使ってみました。やはり浸水して足が濡れる。
8年使った靴。もう寿命なんですね。
靴底を交換しても保たないものです。
靴を形成しているゴアテックスや皮やそのほかの素材、傷むのですね。
傷んだのは写真の右の靴。 無雪期のテント泊縦走とか、しっかりホールド感が欲しい時に使っていました。 愛着のある相棒です。でももはや買い換えるしかないようです。
でもいざ買い換えようと思うと選ぶのがとても難しい。
わたしの足にフィットする靴。フィット感は必須です。
先日、石井スポーツの登山本店で選んでもらって3足ほど試し履きさせてもらったのですが、どれも自分のイメージとは違うもの。
確かに足にはフィットした靴だったけど、価格と靴の作り、デザインが違う。
わたしは少しタイトな感じ、幅の狭い靴が好き。
だけど、多くの登山靴は日本人の足にマッチさせた幅広が主流のようです。
また、メーカーは靴の軽量化を目指しているようで、ファブリックを多くして、皮を薄く、少なく使っている印象だけど、わたしは厚い皮の単純でがっしりした構造の靴が好き。その方が丈夫で長持ちしそうだから。
悩みます。
ネットでは色々な登山靴が紹介されていますが、現実にショップにある在庫は限られています。
わたし、冬靴は持っている。夏の低山にはアプローチシューズを使ってる。
でも、高山の岩稜をテントを担いで歩くときの理想の靴がなかなか見つからない。
今日。穏やかな秋の日曜日の午前。汚れたアプローチシューズを洗って、防水ワックスを塗った。
これからの季節はアイゼンを装着できるしっかりした靴が必要です。
今から登山ショップに行って、また登山靴を探してみようと思います。