やりなおす
わたしが15歳(中学3年生)のとき。
わたしに強い影響を与えた著述があります。
それをそのまま引用しますね。
「我々は神様じゃないんだから、やった仕事の量や正否は最終的なものではない。ただ、それまでに正しいと思って進んで来たことが、間違えであったと知った時は、いつでもやめて道を進みなおすことだ。過去の仕事の量が蓄積された時、それをやりなおすということは勇気のいることには違いない。しかし、新しい道を進んで、その距離がたとい古い道より短くても、その人は最善の時にあると言える。」(あとは省略)
この言葉、なんの経験も実績もない子供のわたしの心に染み込みました。
一言でいうとなんだろう、「間違ってもやり直せば良い」っていう哲学って感じ。
これ、子供のわたしには都合の良い弁解の哲学だった。
著述は、ある山の本。
おませなわたしは、15歳から山に憧れていたみたいです。
今日、改めてこの言葉を本棚から探しました。
あった、あった。ずいぶん難しい本。 よくこんなの読んでいた。
でもさ、今でも言葉に心がしみる。
「間違ったらやり直せば良い」